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福崎町 大庄屋 三木家住宅 on 2018-4-22

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2018年4月22日、柳田国男の生家などを観るために姫路からJR播但線に乗り
神崎郡福崎町に来ていました。初訪問です。

本日は「大庄屋 三木家住宅」をテーマとして書いていきます。

福崎町散策シリーズこれまでに書いたブログ記事:

辻川山公園内の学問成就の道の石碑

福崎町「もちむぎのやかた」でのランチ on 2018-4-22

福崎町 妖怪ベンチ ウォーキング on 2018-4-22

藤本煙津先生作の漢詩石碑 in 鈴の森神社 on 2018-4-22

福崎町 柳田国男生家、神崎郡歴史民俗資料館、柳田國男・松岡家顕彰会記念館 on 2018-4-22

福崎町 辻川山公園付近の河童、天狗と妖怪たち on 2018-4-22

大庄屋 三木家住宅の基本情報

住所:兵庫県神崎郡福崎町西田原1106  TEL:0790-23-0033(公開日)
公開日以外の連絡先 0790-22-0560(福崎町教育委員会 社会教育課)
公開日:土曜、日曜、祝日  公開時間:9:00~16:30  入館料:無料
母屋の建築年代:宝永2年(1705) 文化財指定:現存の9棟が兵庫県指定文化財

公式サイト:https://www.town.fukusaki.hyogo.jp/html/mikike/index.html




上の2枚の写真は大庄屋 三木家住宅の建物外観


上の写真は別の角度から撮った三木家住宅の遠景


上の写真は「三木家住宅」の全体平面図
敷地内の①表座敷(主屋)、②副屋、③離れ、④内蔵、⑤米蔵、⑥酒造蔵、⑦角蔵、
⑧厩(うまや)、⑨表門の9棟の位置が記載されています。


上の写真は三木家住宅主屋1階の平面図変遷


上の写真は建築当初(宝永2年(1705))の三木家住宅主屋


上の写真は最近の三木家住宅主屋の改修


上の写真は大庄屋 三木家住宅の現地説明板(一部加筆して再掲)

三木家は姫路藩英賀城主の子孫とされ、のちに飾磨(現姫路市)で飾磨津屋と称する
酒屋を営んでいましたが、明暦元年(1655)に姫路藩主の榊原家に新田開発の呼びかけ
に応じ、辻川(現福崎町西田原)の地に移ったと伝えます。3代目からは姫路藩の
大庄屋を務め、以来1871年(明治4年)の廃藩置県まで、地域の発展に尽くしました。
三木家の屋敷地は現在1,861.18㎡(約563坪)で、敷地内には宝永2年(1705)建築の
主屋(表座敷)をはじめ屋敷・門塀・蔵など9棟の建物が現存し、すべて県指定文化財です。
さらに江戸時代の民具、書物など約15,000点を所蔵しておりこちらも文化遺産として重要。
2004年11月、三木家当主より福崎町へと移管された。
三木家住宅は建築当時の姿をよく残した大庄屋遺構として、建築学的に貴重であると同時に
近代においては民俗学の祖とされる柳田國男が10歳から12歳頃まで三木家で生活し、著書
『故郷七十年』に「三木家の四千冊余の蔵書を乱読したことが民俗学の基礎となった」と
書き記している。また明治7年(1874)、表門前を通る街道が馬車道として拡幅整備
される際、三木家は表門と土塀を建て替え、位置を移動させて用地を提供し、建設に
協力しました。


主屋

上の写真は主屋の玄関




上の2枚の写真は主屋のかみのまと現地説明板
当日(2018-4-22)は鈴木みゆきさんの作品展(会期は4/7~4/30)が行われて
おりご本人から作品の説明を聞きました。


上の写真は主屋のかみのまから庭を撮ったもので縁廊下に播但一揆の刀傷が残されている
との説明を受けた


上の写真は主屋のかみのまから観た庭の○○○○つつじ 見頃で美しかった




上の2枚の写真は主屋のげんかん、中の間、かみのま


上の写真は主屋の「おく」と「おくのくち」


上の写真は主屋の「おく」と「おくのくち」に掲示の13歳の柳田(松岡)国男




上の2枚の写真は主屋の土間


上の写真は主屋の「かみのま」の縁側から西別棟湯殿便所を撮ったものです。

その他写真は控えますが電話室も残されていました。
福崎町域では、大正12年(1923)4月1日から辻川郵便局で業務が開始された。
当時の加入者数は少なく41件程度しか電話加入者がいなかったとのパネルが掲示
されていました。

酒蔵・角蔵

上の写真は左手に酒蔵・角蔵の一部が写っています。(非公開)

内蔵

上の写真は内蔵(非公開)の外観

三木家住宅は平成23年度(2011)から平成27年度(2015)にかけて保存修理工事を
進めておりその様子が写真パネルで紹介されていましたので添付しておきます。

平成23年度(2011)


平成24年度(2012)


平成25年度(2013)






平成26年度(2014)


平成27年度(2015)




何かまとまりのない記述となりましたが本日はこれで筆を置きます。

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