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Channel: CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)
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城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その11 旧九鬼家住宅

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2018年6月17日、神戸電鉄を利用して三田へ出かけていました。
城下町 三田の街めぐりと題して過去10回、下記の記事を書いています。


過去の記事へリンク
第1回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その1 三田天満神社

第2回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その2 天神公園の石碑と眺望

第3回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その3 金心寺

第4回 三田の街めぐり on 2018-6-17 その4 三田城跡

第5回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その5 元良 勇次郎 顕彰碑

第6回 三田の街めぐり on 2018-6-17 その6 川本幸民先生 顕彰碑

第7回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その7 三田藩主の菩提寺「心月院」


第8回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その8 心月院墓地


第9回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その9 三田博物館跡


第10回 城下町 三田の街めぐり on 2018-6-17 その10 藩校造士館跡

第11回として城下、桜の馬場跡に面する旧九鬼家住宅を写真紹介します。
旧九鬼家住宅は現在、旧九鬼家住宅資料館として公開されています。

旧九鬼家住宅資料館の基本情報
住所:三田市屋敷町7-35  TEL/FAX: 079-559-6899
問い合わせ:NPO法人歴史文化財ネットワークさんだ(TEL:079-563-5587)
公式サイト:https://www.kyukukike.com/




上の2枚の写真は旧九鬼家住宅資料館の外観です。
三田藩家老職を代々務めた九鬼家の住宅で明治8年(1875)頃、九鬼隆範の設計で
擬洋風建築の建物です。1階が和風、2階が洋風の外観になっています。
神戸北野の洋風建築が明治20年代後半から30年代(1890年代)より20-30年も
早い時期に建設されました。
平成10年4月7日に兵庫県重要有形文化財に指定されています。
阪神淡路大震災まで、住まわれていたそうです。


上の写真は開館日などの情報です。
2階の公開は稀で次回は2018年8月19日の日曜日になるようです。


上の写真は設計者の「九鬼隆範(りゅうはん)」略歴が書かれた説明パネル
歴史の散歩道 ㉗

明治期の鉄道建設に尽くした鉄道技師の九鬼隆範(1835~1908)の
略歴が書かれています。

説明パネルに記載されていませんが元治元年(1864)神戸に作られた海軍操練所に入り
勝海舟の右腕として活躍していた佐藤(与之助)政養に出会い、測量術や築城術を勉強した。
明治2年(1869)11月に鉄道建設が廊議決定され、イギリス人技師に頼る形で鉄道建設が
進められました。九鬼隆範は明治35年頃まで鉄道技師として鉄道の測量・設計などの
仕事に従事しています。


上の写真は旧九鬼家住宅の図面など説明パネル




上の2枚の写真は旧九鬼家住宅1階内部


上の写真は旧九鬼家住宅1階から観た庭と蔵



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