2018年5月24日、文化庁は地域の歴史遺産や文化財の魅力を伝えるストーリーを認定する
「日本遺産」に13道県の13件を選んだと発表した。
兵庫県からは2017年度の日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
〜北前船寄港地・船主集落〜」で5市町(神戸、高砂、赤穂、洲本市、新温泉町)を含む
27市町が追加認定された。
今回は、坂越のストーリーの7件の構成文化財を取り上げる。
7つの文化財は坂越を代表する大切な観光資源であり見所でもあります。
写真は特記しない限り2018年10月14日に撮影したものです。
1.坂越の町並み
上の3枚の写真は坂越港へ通ずるメインストリートで趣のある古い町並みが続いています。
2.旧坂越浦会所
上の写真は旧坂越浦会所で、行政、商業などの事務を行う村会所として天保2年から
3年(1831-1832)に建築されたもので、赤穂藩主専用の休憩所としても使用されました。
撮影:2007-10-11
3.大避神社奉納物
廻船業者が航海安全を祈願して絵馬や石造物(燈籠、狛犬、鳥居など)を奉納しています
上の写真は大避(おおさけ)神社に奉納された絵馬
詳細は北前船の寄港地 赤穂市坂越の塩廻船でも記載
上の写真は大避神社拝殿前 右手の狛犬 天保7年(1836)9月に奉納されたもので
冨田屋 順恵カ?丸 三兵衛 海上安全の銘
上の写真は神門(随身門)の前の石段の左右に奉納の燈籠群
4.黒崎墓所
航海中に死亡した人を埋葬した場所で、出羽・越後・能登など北前船に関連する人達が
多く眠っておられます。
2018年10月14日当日、墓参することが出来なかったので現地の説明書きを添付しておきます。
上の写真は文化庁のサイト(PDF)よりコピーした黒崎墓所です。
5.生島
上の写真は坂越港の対面に浮かぶ生島(いきしま)で寄港した北前船の廻船が風よけ
として島影が利用されていました。
上の写真は高台にあった坂越浦城・御番所跡の説明板で生島の写真と絵図から
生島が廻船の風よけになっていることが良く判る。
6.船賃銀定法
上の写真は坂越を起点に全国72港までの船衆賃銀が板に朱漆書きされたもので、廻漕先には
北前船の活動範囲が記されています。
出典:文化庁のサイト(PDF)よりコピー
7.坂越の船祭
かっては廻船の水主(かこ)達が船団を曳航する櫂伝馬の漕ぎ手を務めるなど、近世
廻船業の繁栄とともに伝承されてきました。
上の2枚の写真は坂越の船祭に関する現地説明書と写真集です。
2018年10月14日に初めて見学させていただきましたが見応えのある行事でした。
上の写真は「坂越の船祭」予定表
上の写真は「坂越の船祭り」の主役の名簿です。
上の3枚の写真は坂越の船祭りを担う主役達です。
終わりに
最後に北前船の各部名称と日本遺産「北前船の寄港地」選ばれた港を添付して筆を置きます
上の2枚の写真は敦賀市の北前船に関する現地説明書
撮影:2011-9-26
出典:文化庁のサイト(PDF)よりコピー
「日本遺産」に13道県の13件を選んだと発表した。
兵庫県からは2017年度の日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
〜北前船寄港地・船主集落〜」で5市町(神戸、高砂、赤穂、洲本市、新温泉町)を含む
27市町が追加認定された。
今回は、坂越のストーリーの7件の構成文化財を取り上げる。
7つの文化財は坂越を代表する大切な観光資源であり見所でもあります。
写真は特記しない限り2018年10月14日に撮影したものです。
1.坂越の町並み
上の3枚の写真は坂越港へ通ずるメインストリートで趣のある古い町並みが続いています。
2.旧坂越浦会所
上の写真は旧坂越浦会所で、行政、商業などの事務を行う村会所として天保2年から
3年(1831-1832)に建築されたもので、赤穂藩主専用の休憩所としても使用されました。
撮影:2007-10-11
3.大避神社奉納物
廻船業者が航海安全を祈願して絵馬や石造物(燈籠、狛犬、鳥居など)を奉納しています
上の写真は大避(おおさけ)神社に奉納された絵馬
詳細は北前船の寄港地 赤穂市坂越の塩廻船でも記載
上の写真は大避神社拝殿前 右手の狛犬 天保7年(1836)9月に奉納されたもので
冨田屋 順恵カ?丸 三兵衛 海上安全の銘
上の写真は神門(随身門)の前の石段の左右に奉納の燈籠群
4.黒崎墓所
航海中に死亡した人を埋葬した場所で、出羽・越後・能登など北前船に関連する人達が
多く眠っておられます。
2018年10月14日当日、墓参することが出来なかったので現地の説明書きを添付しておきます。
上の写真は文化庁のサイト(PDF)よりコピーした黒崎墓所です。
5.生島
上の写真は坂越港の対面に浮かぶ生島(いきしま)で寄港した北前船の廻船が風よけ
として島影が利用されていました。
上の写真は高台にあった坂越浦城・御番所跡の説明板で生島の写真と絵図から
生島が廻船の風よけになっていることが良く判る。
6.船賃銀定法
上の写真は坂越を起点に全国72港までの船衆賃銀が板に朱漆書きされたもので、廻漕先には
北前船の活動範囲が記されています。
出典:文化庁のサイト(PDF)よりコピー
7.坂越の船祭
かっては廻船の水主(かこ)達が船団を曳航する櫂伝馬の漕ぎ手を務めるなど、近世
廻船業の繁栄とともに伝承されてきました。
上の2枚の写真は坂越の船祭に関する現地説明書と写真集です。
2018年10月14日に初めて見学させていただきましたが見応えのある行事でした。
上の写真は「坂越の船祭」予定表
上の写真は「坂越の船祭り」の主役の名簿です。
上の3枚の写真は坂越の船祭りを担う主役達です。
終わりに
最後に北前船の各部名称と日本遺産「北前船の寄港地」選ばれた港を添付して筆を置きます
上の2枚の写真は敦賀市の北前船に関する現地説明書
撮影:2011-9-26
出典:文化庁のサイト(PDF)よりコピー