平成30年(2018)11月29日から休止していた、『こうべ花時計』が、東遊園地内(南側園地)
に暫定移転を完了し、平成31年(2019)3月28日に再始動しました。
2019年4月8日、東遊園地で再始動した神戸花時計の写真を撮ってきましたので紹介します。
506回目の植え替えになります。
神戸花時計の基本情報
住所:神戸市中央区加納町6丁目-4(東遊園地) TEL:078-322-5420(建設局公園部管理課)
公式サイト:http://www.city.kobe.lg.jp/culture/leisure/mark/hanadokei/index.html
設置時期:昭和32年(1957)4月6日
更新時期:平成21年(2009)2月
旧地から移動期間:平成30年(2018)11月29日~平成31年(2019)3月28日
神戸市の花時計に関するサイトへリンクしておきます。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/leisure/mark/hanadokei/
現在の花時計
上の4枚の写真は東遊園地で再始動した「こうべ花時計」の中景、近景、遠景
上の写真は側面から観た「こうべ花時計」
手前の彫刻作品は井上玲子 作の「わたしと私」
上の写真はハート柄の花時計の図案の現地説明板
タイトル:「からふるハート」“花時計植替え500回記念図案募集”入選作品
作者:神戸市須磨区 下西 心優 さん(南落合小学校4年)
令和元年(2019)5月上旬まで展示の予定。
初代こうべ花時計
上の写真は初代「神戸 花時計」のデザイン。(1957-4-26)
第13代神戸市長の宮崎辰雄氏(1911-2000)の助役時代の欧米視察経験に基づき発案され
スイス・ジュネーヴのイギリス公園に設置されていた花時計をモデルにした日本初
の花時計が製作されることになった。神戸市民や神戸市内の企業はこの計画に
好意的な反応を示し、多額の寄付金が寄せられた。この寄付金を元に花時計の製作
が進められ、市民有志から神戸市への寄贈という形で設置されることになった。
花時計の製作は神戸市役所の新庁舎(現在の2号館)建設に合わせて進められ、
新庁舎完成と同時期にその北側に設置された。1957年4月6日午前、
新庁舎開庁記念式典に続く形で始動式が行われ、花時計は稼働を開始した。
上の写真は「こうべ花時計」初代のデザイン 昭和32年4月
出典:月刊KOBE グー (株)神港ジャーナル社 No.281 2018年10月号
2018年の神戸花時計展示
2018年度神戸花時計 その1 干支の「戌」 2017年12月15日~2018年1月10日
2018年度神戸花時計 その2 「神戸ふれあい工房」マスコットキャラクター「ふわぽん」 2018年1月11日~2018年3月7日
2018年度神戸花時計 その3 花時計植替え500回記念 神戸市長賞「神戸といえば」 2018年3月8日~2018年4月27日
2018年度神戸花時計 その4 「神戸まつり」 2018年4月28日~2018年5月28日
2018年度神戸花時計 その5 「自然の水 太陽 星」2018年5月29日~2018年7月18日
2018年度神戸花時計 その6 60TH 花束
2018年7月19日~2018年9月5日
イニエスタ選手、ようこそ神戸へ2018年9月6日~10月17日
この作品は写真を撮れていませんが題名と展示期間のみ書いておきました。
2018年度神戸花時計 その7 茜離宮 2018年10月18日~11月28日
新旧花時計の設置場所
上の2枚の写真は神戸市役所より観た新旧の「こうべ花時計」の設置場所
過去のデザイン
上の3枚の写真は過去のデザインの変遷
今までの設置場所の工事現場の壁に貼られているものです。
上の写真は工事現場の壁の遠景
休止のお知らせ
上の写真は休止のお知らせのポスター
今までの設置場所の工事現場の壁に貼られているものです。
再始動セレモニー
2019年3月28日、再始動のセレモニーが行われました。
当日、現地に行くことが出来ませんでしたが神戸新聞の記事より一部紹介します。
久元喜造市長より「60年間市民に親しまれてきた花時計の記憶を受け継ぎたい」との
挨拶があったこと。昭和32年(1957)の完成時に作られた歌「花時計」が合唱。
その他詳細は下記サイト。
日経新聞電子版(2019-3-28)
神戸新聞電子版 (2019-3-28)
KOBE Journal(2019-3-21)
東灘ジャーナル(2019-3-28)
神戸市記者発表資料(2019-3-18)
神戸新聞NEXT電子版NEXT(2019-3-26)