現在、NHKのBSプレミアムで7:15より「おしん」の再放送を熱心に視聴しています。
2019年8月29日付け、神戸新聞の夕刊で元ヤオハンG代表の和田一夫氏の訃報の記事に
和田一夫氏の実母の和田カツさんが「おしん」のモデルになった人物であることを初めて
知りましたそこで関連情報を調べてみました。
元ヤオハンG代表の和田一夫氏の訃報の報道:
元「ヤオハン」会長、和田一夫氏が老衰で死去…母は「おしん」モデル 読売新聞
和田カツについてWikipediaによれば
和田カツ(わだ かつ、明治39年(1906)12月6日 -平成5年(1993)4月25日)は、
ヤオハンの創業者。父は田島半次郎。和田良平の妻。子、和田一夫(長男)。
養子、山西泰明(五男)=イズミの元社長。神奈川県小田原市出身。
橋田壽賀子の原作「おしん」はジャスコ(現イオン)の創業過程を参考にした。
おしんのモデルは一人ではない・・・
主人公のモデルについては、誤報や誤解も多く和田カツの他にダイエーの創業者中内功とする
人もいるが、「母たちの遺産」での取材内容などをヒントにはしたが、特定のモデルは
存在しないことを橋田自身が明言している。
「ヒントはいただいたが、モデルはいない。いるとすれば、それは苦難の時代を
生き抜いてきた全ての日本人女性です」
その他にモデルとしては下記のように丸山静江とすることも考えられる。
おしん誕生秘話
『おしん』誕生のきっかけは、「ある明治生まれの女性が、人に言えない過去を病床で
綴ったものでした。子守り奉公したり、“女郎屋”に売られたりね」という、1979年に
原作者の橋田壽賀子へ寄せられた1通の手紙であった。
静岡県榛原郡川根本町出身の丸山静江の半生を、次女の千鶴子が代筆し、橋田壽賀子が
「主婦と生活」誌で連載していた「母たちの遺産」に送ったことが発端である。
おしんの番組について
おしんは、昭和58年(1983)4月4日から昭和59年(1984)3月31日まで放送されていました。
今でも歴代最高の平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%を記録しているドラマで朝ドラや民放のドラマでこの記録を抜いたものはありません。 最高視聴率をマークしたのは11月に放送された場面で「最愛の母ふじが他界し、幼い頃から 一緒に育った加賀屋のお嬢様である加代が夫に先立たれ、加賀屋も倒産、自身も女郎に 転落するシーンであったようです。
全297話。NHKテレビ放送開始30周年記念作品。
世界各国(約70か国)でも放送され人気を呼んだ。
少女編(第1回~第36回)青春編(第37回~第86回)
試練編(第87回~第136回)
自立編(第137回~第185回)
太平洋戦争編(第186回~第225回)
再起編(第226回~第261回)
完結編(第262回~第297回) 小林綾子の少女期おしんは第4回から第36回まで、田中裕子の青春・成年期おしんは第37回から第225回まで、
乙羽信子の中年期おしんは第226回から。老年期(役は中年期と同じく乙羽。白髪の様相が特徴)
おしんは第1回から登場するが、人生の進行に伴っては第285回から登場する。
明治34年春に父作造、母ふじの三女 として、山形県の最上川上流の寒村で生まれる。
明治40年6歳の春、最上川下流の材木問屋へ米一俵と引き換えに奉公に行きます。
上の写真は奉公に向かう「おしん」を見送る母ふじ 出典:2019-5-11再放送総集編より
上の写真は子守りをしながら学校で足し算を学ぶ「おしん」
出典:2019-5-11再放送総集編より
冬、材木問屋を飛び出し、生き倒れになったところ、猟師の俊作に救われ、読み書き算数を教わります。
上の写真は猟師の俊作と炭焼きの松造、手前がおしん 出典:2019-5-11再放送総集編より
明治41年7歳、実家に戻りますが、秋に再び米と引き換えに酒田の米問屋加賀屋に奉公へ行きます。
おしんの主役がNHK朝ドラ「なつぞら」に出演
子役時代のおしん・小林綾子(47)は山田天陽くんの母親(タミ)役で出演
青春・青年期のおしん役の田中裕子(64)は主役の「なつ」の出産時の主治医(高橋秀子)役で出演
参照サイト:
基本的に下記のWikipediaを参照して記事を書きました
https://ja.wikipedia.org/wiki/おしん