表題のような見出しのショッキングなニュースが昨日(2020-4-16)の朝(6時台)
のNHKテレビの報道で視聴しました。
これは世界全体の話ではなく日本における数値なのです。
新型コロナウイルスの感染を防ぐための行動制限を何もしなかった場合、国内で重篤になる
感染者が計85万人に上るとする試算をしたのは、厚生労働省クラスター対策班に参加する
北海道大学大学院の西浦博教授(理論疫学)が4月15日に発表されたもので、重症者のうち
約半分が死去すると40万人以上となるのである。個人的な立場で公表。
算出根拠は中国武漢市で重症者の死亡率が49%
「劇的に接触が削減されそれが続く状況をつくらないといけない」
と切々と記者会見で述べられる西浦先生(上の写真)
試算では、1人の感染者が2・5人に感染を広げ、新たな感染が起きるまでに
平均4・8日かかると仮定。こうした場合、ある段階から感染者が急速に増え、
人工呼吸器や集中治療室(ICU)で治療が必要になる重篤患者は、
1日あたり高齢者で10万人あたり230人、15~64歳で70人がピークになる。
西浦さんによると、国内で新型コロナに使える待機中の人工呼吸器は
約1300台で、10万人あたり10台ほどだ。現状で試算した事態を迎えると、
多くの人が適切な治療を受けられないとみられる。
1人の感染者が何人に感染させるかという2・5人の数字は、不要不急の外出を
控えることなどで引き下げられる。だが西浦さんは、政府の緊急事態宣言が
出ている7都府県などで、接触機会が8割減に達しないとの危機感があるという。
8割減なら15日で新規感染者が5分の1に減るが、65%減だと同じレベルまでに
約70日かかる。その場合、外出自粛などが守られなくなり、感染が一気に
広がる恐れがある。対策班は削減幅ごとの死者数も試算中だという。
グラフで示すと下の写真のとおり。
下記サイト(TBS)では会見の動画がありますのでリンクさせていただきました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3956410.html
あまり内容がないので4月15日のニュース項目と自衛隊が作成した動画を
添付して筆を置きます。
上の写真は4月15日の13:50頃放送のNHK BS-1の放送のニュース内容
クルーズ船でも感染者ゼロ「自衛隊式感染症予防」手洗い編
クルーズ船でも感染者ゼロ「自衛隊式感染症予防」マスク着脱編
クルーズ船でも感染症ゼロ「自衛隊式感染症予防」咳エチケット編