神戸新聞 2020年6月2日の朝刊に表題の記事が掲載されていました。
神戸市営地下鉄の歴史にとって記念すべき年月日であるので憶えの為ブログを作成。
年表形式でこれまでの出来事を整理しておきます。
1988年(昭和63年) 4月 北神急行株式会社が 新神戸-谷上(7.5Km)間で開業
北神急行 谷上線と呼ばれていました。
初乗り運賃が370円で「日本一高い」とされ利用者低迷
2020年(令和2年) 3月4日 国土交通省が事業を認可
北神急行電鉄株式会社の親会社の阪急電鉄より神戸市が198億円で
譲り受け
6月1日 神戸市営地下鉄「北神線」へ記念式典が実施された
神戸市としては地下鉄との一体運営でコストを削減し赤字幅を減少させ40年後に
収支トントンを目指す。
198億円の減価償却費用(固定費)が大きく赤字でのスタートとなります。
乗客数 1日 2万4300人から3万1600人へ増加を見込んでいる。
市営バス 62系統(谷上-神戸北町)も6月1日より開設されることになった。
但し、本数が少なく効果は薄いか?
市バス111系統(衝原-箕谷駅前)のうち平日の7往復便は衝原-谷上駅を走る。
また、日の峰から三宮への直行バスは住民反対運動により再編はされず、今迄と
同じように継続して運航されるようです。
詳しいことは神戸市交通局のホームページで確認してください。
上の2枚の写真は神戸市交通局が作成したリーフレット
運賃が値下げになったもののまだ初乗り運賃280円であり乗客増が実現できるか
どうか不透明。さらに、新たな政策が求められています。
関連ブログ:
交通フェスティバル 2017 in 名谷車両基地 on 2017-9-24
関連動画を添付して筆を置きます
神戸市営地下鉄の新車両の試運転 on 2019-1-23
新型車両は6000形と呼ばれる車両で8130の車輛ナンバーがつけられていました。
神戸市交通局は平成31年(2019)2月中旬以降から西神・山手線で営業運転に入ると
発表しています。25年ぶりの新車両の導入になるそうです。