県立図書館で表題の本を借りています。1986年10月、開隆堂より出版
この本の中から朝ドラ「はね駒(はねこんま)」のモデルとなった杉村春子の
実像に迫りたいと思います。
上の写真は上述の本の表紙
まず、磯村源透・春子夫妻の長男で上記冊子の著者の磯村英一氏(1903-1997)
について略歴を記載しておきます。(Wikipediaより引用、一部加筆)
1903年(明治36年)-1月10日生まれ
1918年(大正7年)母・磯村春子が40歳で死去 磯村英一氏は当時中学生
1923年(大正12年)-父・磯村源透が死去
1928年 - 東京帝国大学文学部社会学科卒業
1936年 - ベルリンへ留学
1943年 - 東京都渋谷区区長就任
1945年 - 東京都渋谷区区長退任
1948年 - 東京都民政局長
1952年 - ボストン大学客員教授
1953年 - 都庁退職。東京都立大学 (1949-2011)教授
1959年 - ハーバード大学客員教授
1966年 - 東洋大学教授
1968年 - 世界エキスティックス学会会長
1969年 - 東洋大学学長
1969年 - 同和対策協議会委員
1979年 - 日本都市学会会長
1985年 - 地方自治経営学会会長
1989年9月 - ペンシルベニア大学協同研究施設国際東アジア研究センター初代所長(1995年6月まで)
1990年 - もやいの会会長
1992年10月 - 東京都目黒区名誉区民顕彰1992年~1997年 - 財団法人人権教育啓発推進センター理事長
1997年4月5日 死去
上の写真は著者の磯村英一氏
磯村源透・春子夫妻の8人の子供達
長男:1903年生まれ磯村英一
長女:1904年生まれ 磯村俊子 腸チフスを罹患し20歳で死去
次男:邦夫 満州国官吏から引き揚げ直後42歳で死去
三男:洋三 戦時中船長として勤務
次女:1911年生まれ 富美子 府立第三高女を卒業して結婚。約30年、夫の病気看護。絵とお花が趣味
四男:1913年生まれ磯村卓郎 芝浦高等工芸学校(現芝浦工大)卒。貿易業。南方戦線に出征。趣味は絵
五男:1916年生まれ磯村光男 府立第四中学卒。召集を受け中支戦線へ、ソ連に抑留。東京都副知事
一人は中絶
磯村春子の写真
磯村春子(おりん)と磯村源透(源造)については下記ブログで書いています。
はね駒(こんま)とモデルとなった磯村春子、磯村源透