2020年10月5日、塩屋谷川トンネル放水路の入り口部の写真を撮ってきましたので
写真紹介します。
塩屋谷川のトンネル放水路は塩屋谷川が増水した時に下流での氾濫を防止するために
設置されたもので昭和57年(1982)に着工し昭和63年(1988)に完成しています。
放水路の全長は1,705m。
詳しい説明は神戸市建設局河川課が作成した下記サイトに記載されています。
https://www.city.kobe.lg.jp/a43553/kurashi/machizukuri/river/kouji/02ugr_02.html
上の2枚の写真はGoogleの地図を利用して塩屋谷川とトンネル放水路を図示
上の2枚の写真は塩屋谷川が増水した時に左側の沈砂池に入る入り口部
塩屋谷川はここで流路が狭くなっています。
上の写真は地下トンネル入り口部(呑み込み口)と沈砂池を表示
縦に並んでいる鉄柱は流木など大きなものが放水路に入ることを防ぐスクリーンの
役目をしているようです。監視用のステップも兼ねているようです。
上述の神戸市建設局河川課のサイトによれば、地下トンネル(放水路)の工事に関して
地盤には須磨断層や横尾山断層が走り、海岸近くまで来ると山陽電鉄・国道2号・JR
などを横断するため大変な難工事の末に完成したと記載されています。
上の写真は放水路入り口部を過ぎたあとの下流側の塩屋谷川
上の写真は放水路入り口部よ上流の塩屋谷川
上の2枚の写真はJR及び山陽電車の塩屋駅付近の塩屋谷川(海へ放流点近く)