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ロイヤル コペンハーゲンのデザイナー アーノルド クロー(Arnold Krog)

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NHKBS3のプレミアムカフェ 北欧アンティーク鑑定旅(初回放送:2017年)

お宝を掘り当てろ!! 北欧アンティーク鑑定旅を2020年12月9日(水)に

視聴しました。番組の内容はデンマークのコペンハーゲン市で、女優の篠原ともえ、

相良樹がロイヤルコペンハーゲンや北欧家具・雑貨の名品を自腹で購入。

鑑定して、その額を競う!というものである。

その中で、ロイヤルコペンハーゲンのデザイナーのアーノルド・クローの作品を

相楽樹が購入し鑑定の結果、高値がついたことでそのルーツを探っていく過程で

フルレースを考案し日本のデザインを導入したアーノルド・クロー(Arnold Krog)

に辿り着きました。放送時間は2020/12/09(水) 9:00 ~ 10:42

そこで、アーノルド・クロー(Arnold Krog)について調べてみた。

上の写真はアーノルド・クロー(Arnold Krog) Wikipediaより

Wikipediaでは次のようアーノルド・クロー(Arnold Krog)を紹介しています。

Arnold Krog (18 March 1856 - 7 June 1931) was a Danish architect, painter and designer who is remembered for his achievements as artistic director of Royal Copenhagen from 1884 to 1916. He revived the company after a period of decline, moving away from the stiff Empire style of previous decades in favour of a more Impressionist style which combined underglaze painting techniques with inspiration from Japanese imagery and European naturalism.

1840年末に浮世絵を筆頭に日本の絵画、工芸がヨーロッパに紹介されてから、

一世紀近く印象派を始めヨーロッパやアメリカの芸術、工芸、建築、写真などに

世界的な強い影響を及ぼした広い芸術運動は一般にジャポニズムと呼ばれています。

アーノルド・クロー(Arnold Krog 1856-1931)が1886年、パリのビング商会で、

浮世絵などの日本の本を買っています。 その影響で彼が務めていたロイヤル

コペンハーゲンの初期の作品は、浮世絵からそれまで陶器のモチーフになかった

動物、鳥、魚などの絵付けを取りいれています。

 

上述の番組で紹介されたアーノルド・クロー関連の写真を添付して筆を置きます。

上の写真はパリ万博の様子。日本の古美術も多く紹介された。

この時期神戸市須磨区在住の古美術商、濱田篤三郎が活躍した。

美術商の林忠正も有名。

第1回 パリ万博 1855年、第2回 パリ万博 1867年、第3回 パリ万博 1878年、

第4回 パリ万博 1889年、第5回 パリ万博 1900年

 

 

 

上の2枚の写真は日本から輸入された古美術品

上の写真は相楽樹が購入したアーノルド・クローがデザインしたロイヤルコペンハーゲンの灰皿

蛙のデザインは明らかにジャポニズムの影響

上の写真は蛙が描かれた日本の美術作品

上の写真は日本の浮世絵をヒントに描かれたデザイン

上の写真も日本の浮世絵からヒントを得て描かれたロイヤルコペンハーゲン

上の写真は女優の篠原ともえ(右)、相良樹(左)がロイヤルコペンハーゲンや

北欧家具・雑貨の名品を自腹で購入、鑑定。

鑑定額-購入額の差額を累計した結果です。


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