資料を整理していたら表題の祥福寺の御本尊 釈迦如来像 及び 開山盤珪禅師の
頂相(肖像画)が出てきましたので記憶に留めるためブログ記事としました。
上の写真は神戸市兵庫区にある臨済宗の禅寺「祥福寺」の御本尊「釈迦如来像」
祥福寺を開山した盤珪禅師の作と伝えられています。
上の写真は盤珪禅師の頂相(肖像画)。
盤珪禅師についてWikipediaでは次のように解説されています。
盤珪禅師は播州の網干(現在の姫路市網干区)に生まれ、龍門寺を建て「西に盤珪、東に白隠」
といわれるほどの大徳で、禅師を開基とする寺院は、全国で47ヵ寺、元禄3年(1690年)9月3日
龍門寺で72歳で歿してから、勧請開山となった寺が150にもおよぶほど尊敬された。
このことから盤珪国師とも称される。
祥福寺は上述のように盤珪禅師により開山されたが天保1年(1830)に白隠下の13世
黙伝和尚によって現在地に移転され、山号も徳運山から天門山へ改められた。
祥福寺の基本情報
住所:神戸市兵庫区五宮町22-17 TEL:078-361-0379
宗派:臨済宗妙心寺派 山号:天門山 御本尊:釈迦如来像
開山:盤珪禅師 創建:貞享2年(1685)12月 田捨女の3男「雲厳祖瑞和尚」により創建
中興:享保年間(1716年~1735年)廬山妙覚和尚が入山
明和年間(1764年~1771年)宇和島の伊達家菩提寺から黙伝和尚が寺域を拡張、僧堂を建立
明治5年(1872)大坂高津の少林寺より匡通和尚が入山し現在の姿に整備
上の2枚の写真は光村弥兵衛が祥福寺に寄進した多宝塔です。
多宝塔は祥福寺の象徴的な建物で遠くからもその勇姿を臨めます。
撮影:2008-12-22
下の2枚の写真も2008年12月22日に撮影した境内の建物です。
祥福寺については下記ブログで境内を紹介しています。
代表画像を1枚添付しておきます(下の写真)