私の蔵書に広瀬安美さん(1918~1978)の「神戸の異人館」、「えほん・神戸」の
2冊がありブログの話題に取り上げることがあります。しかし、略歴がまったく不明で
あったので調べてみました。
参照資料:
1)木村二朗 編著「明石ゆかりの人物事典」Page156-167
2)絵本 民家の旅 広瀬 安美|特別展|各種催し物のご案内|明石市立天文科学館 (am12.jp)
略歴
広瀬安美さん(1918~1978)、本名:広瀬勇は大正7年(1918)3月18日に山口県下関市
に生まれました。漫画家を目指し太平洋美術学校卒業後、約5年間新聞記者生活を送った。
その後、本格的な作家活動に入る。昭和36年(1961)明石市大蔵天神町に居を構えてからは
民家を中心に全国各地でスケッチを重ねるとともに民芸やおもちゃにも焦点をあてる。
昭和44年(1969)、第1回目の個展を神戸で開催。
画材は水彩絵の具や色鉛筆で色をつけたものもあるが、画用紙に黒インクのペンを使うのが
主の個性的な画風が人気を呼び、新聞の連載・絵画展の開催・画集の出版と大いに活躍。
昭和53年(1978)3月23日没。
過去の絵画展
明石市立文化博物館 広瀬安美絵画展-全国の民家をたずねて-
平成12年(2000)5月27日~平成12年6月25日
著書一覧
絵本はりま、絵本こうべ、兵庫の民家、神戸の異人館、画集 神戸の異人館、
くらしの絵本、えほんガイド神戸の異人館、神戸異人館、絵本・民家帖、えほん・コウベ
KOBE 須磨・塩屋・舞子 : 広瀬安美の異人館マップ : 潮騒と坂道と異人館と
えほん 日本のおもちゃ、絵本 民家の旅
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最後に、わが蔵書の表紙の写真を添付して筆を置きます。