平城京左京三条一坊二坪の発掘調査(平城第658次調査)が2023年10月から進められており2024年1月27日(土)の11時から15時に現地説明会が開催されました。私は参加できなかったのですが1月29日(日)朝のNHK総合テレビのニュースで視聴しました。上記番組及び新聞情報から発掘調査の成果を纏めることにしました。
発掘現場:奈良市二条大路3丁目(平城京左京三条一坊二坪) 朱雀門(復元)の南東約200m調査面積:1,125㎡発掘担当:奈良文化財研究所 都城発掘調査部 研究員 田中 龍一 さん
調査の成果: 1)掘っ立て柱建物6棟が南端の柱筋をそろえて東西に並んでいたことが判明 2)建物の大きさ東西約3m、南北約7m 3)周辺では空間を区画する南北方向と東西方向の塀跡が見つかった 4)井戸の可能性が高い一辺約2・7mの方形の大きな土坑も出土した。
考察: 今回の調査地の東側「七坪」(第231次調査)で確認された遺構は官僚の養成機関「大学寮」 又は京職(行政を司る役所) である可能性が指摘されている。 今回の遺構は上記大学寮又は京職の付属の建物(倉庫など)ではなかろうか?
発掘現場:奈良市二条大路3丁目(平城京左京三条一坊二坪) 朱雀門(復元)の南東約200m調査面積:1,125㎡発掘担当:奈良文化財研究所 都城発掘調査部 研究員 田中 龍一 さん
調査の成果: 1)掘っ立て柱建物6棟が南端の柱筋をそろえて東西に並んでいたことが判明 2)建物の大きさ東西約3m、南北約7m 3)周辺では空間を区画する南北方向と東西方向の塀跡が見つかった 4)井戸の可能性が高い一辺約2・7mの方形の大きな土坑も出土した。
考察: 今回の調査地の東側「七坪」(第231次調査)で確認された遺構は官僚の養成機関「大学寮」 又は京職(行政を司る役所) である可能性が指摘されている。 今回の遺構は上記大学寮又は京職の付属の建物(倉庫など)ではなかろうか?