2025年1月4日、明王寺の追儺式を見に行って動画と写真を撮って
きましたので紹介します。
明王寺の基本情報
住所:神戸市垂水区名谷町1900 TEL:078-707-0163
山号:龍華山(りゅうげざん)
宗派:高野山真言宗 御本尊:不動明王(菩提僧正作)
開山:大同元年(806)厳賀(ごんが)上人
明王寺は高野山真言宗の古刹で、山号は龍華山です。
以下、明王寺が転法輪寺の山内の一坊であったとの説を前提に記しています。
大同元年(806)の創建で神戸市垂水区では最古の寺です。大同寺といっていました。
平城天皇が即位の後、御病気になり、806年(大同元年)に在原行平が
平癒を祈願して建てた勅願寺であると伝えられています。
本堂の扉に皇室と徳川家の御紋があります。
小生の明王寺紹介のBlogで明王寺本堂の扉の写真を紹介をしています。
平安時代の、貞応二年(1223)まで神戸市垂水区のジェ-ムス山「千本カ原」に
あり千坊ケ谷廃寺として大規模な寺院で古代寺の瓦も出土されています。
その後旧明石郡垂水郷滑(なめら)村に移設されました。
明王寺は明石八山寺の一つです。明石八山寺のリストは以下のとおりです。
天台宗(太山寺、如意寺、多聞寺、日輪寺)
真言宗(転法輪寺、明王寺、近江寺、性海寺)
また朱印高についても列挙しておきます。
1.太山寺 35石 三身山
2.如意寺 43石 比金山
3.多聞寺 27石 吉祥山
4.日輪寺 28石 普光山
5.転法輪寺 26石 龍華山
6.明王寺 13石 龍華山
7.近江寺 24石 近江山
8.性海寺 31石 高知山多聞寺は朱印地としての27石の他に明石藩主より禄米として100石を拝領
前置きが長くなりましたがいよいよ14:30頃から追儺式の鬼踊りの前段で
追儺式にとっては重要な法要が始まりました。今回は動画を撮らなかったので2017年の追儺式の法要の様子をYoutube動画で紹介します。明王寺の追儺式 on 2017-1-4 その1 法要 護摩焚 明王寺の檀家は滑(なめり)と西名(にしみょう)の集落でした。法要でも滑と西名の五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、学業成就などの願いがこの地域の住民にもたらせるようにと祈祷されていました。
① 子鬼の踊り(1回目)
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その1 小鬼の舞
子鬼は、シャガマと呼ばれる紙すだれを胸のあたりまで垂らして舞います。
外陣の左右両端に別れ2人1組で、棒で大地を叩く所作をします。
またカラストビ(八天跳躍)の所作もします。 以前は小鬼が4人でしたが今回は2人でした。
② 親鬼の踊り(1回目)
太郎鬼 1匹による 走り(走り松明)の鬼踊り
③ 子鬼の踊り(2回目)
④ 親鬼の踊り(2回目)
太郎鬼、次郎鬼、ババ鬼3匹の親鬼による鬼踊り
⑤ 子鬼の踊り(3回目)
⑥ 親鬼の踊り(3回目)
2回目と同じ太郎鬼、次郎鬼、ババ鬼3匹の親鬼による鬼踊り
⑦ 子鬼の踊り(4回目)~(6回目)
⑧ 親鬼の踊り(4回目)~(6回目)
鬼追いのハイライトである餅つきがある。
4回目は太郎鬼が中央に立ち餅つきを3回行う
5回目は次郎鬼が中央に立ち餅つきを3回行う
6回目はババ鬼が中央に立ち餅つきを3回行う
上の2枚の写真は太郎鬼 右手に松明、左手に槌を持っています
浅緑色の鬼衣に 鬼綱を掛け藤蔓(ふじつる)の鬼絡み 足に7か所、腕に5か所
胴に3か所巻き
上の3枚の写真は次郎鬼 右手に松明 左手に斧を持っています。
上の写真は1番右手のばば鬼を加えた3匹の親鬼による鬼踊り
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その2 親鬼の踊り(1)
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その3 親鬼の踊り(2)餅割
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その4 親鬼の踊り(3)
上の写真は本堂を中心とした明王寺の遠景上の写真は本堂の側面
上の写真は本堂の扉の皇室と徳川家の家紋。
境内にはかって立派な多宝塔が建っていましたが神戸市中央区布引町の徳光院に移築されました。
上の写真は観音堂上の写真は庚申堂上の写真は庫裡
上の2枚の写真は境内の88カ所巡りの一部
上の写真は境内の不動明王像上の写真は弘法大師像
きましたので紹介します。
明王寺の基本情報
住所:神戸市垂水区名谷町1900 TEL:078-707-0163
山号:龍華山(りゅうげざん)
宗派:高野山真言宗 御本尊:不動明王(菩提僧正作)
開山:大同元年(806)厳賀(ごんが)上人
明王寺は高野山真言宗の古刹で、山号は龍華山です。
以下、明王寺が転法輪寺の山内の一坊であったとの説を前提に記しています。
大同元年(806)の創建で神戸市垂水区では最古の寺です。大同寺といっていました。
平城天皇が即位の後、御病気になり、806年(大同元年)に在原行平が
平癒を祈願して建てた勅願寺であると伝えられています。
本堂の扉に皇室と徳川家の御紋があります。
小生の明王寺紹介のBlogで明王寺本堂の扉の写真を紹介をしています。
平安時代の、貞応二年(1223)まで神戸市垂水区のジェ-ムス山「千本カ原」に
あり千坊ケ谷廃寺として大規模な寺院で古代寺の瓦も出土されています。
その後旧明石郡垂水郷滑(なめら)村に移設されました。
明王寺は明石八山寺の一つです。明石八山寺のリストは以下のとおりです。
天台宗(太山寺、如意寺、多聞寺、日輪寺)
真言宗(転法輪寺、明王寺、近江寺、性海寺)
また朱印高についても列挙しておきます。
1.太山寺 35石 三身山
2.如意寺 43石 比金山
3.多聞寺 27石 吉祥山
4.日輪寺 28石 普光山
5.転法輪寺 26石 龍華山
6.明王寺 13石 龍華山
7.近江寺 24石 近江山
8.性海寺 31石 高知山多聞寺は朱印地としての27石の他に明石藩主より禄米として100石を拝領
前置きが長くなりましたがいよいよ14:30頃から追儺式の鬼踊りの前段で
追儺式にとっては重要な法要が始まりました。今回は動画を撮らなかったので2017年の追儺式の法要の様子をYoutube動画で紹介します。明王寺の追儺式 on 2017-1-4 その1 法要 護摩焚 明王寺の檀家は滑(なめり)と西名(にしみょう)の集落でした。法要でも滑と西名の五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、学業成就などの願いがこの地域の住民にもたらせるようにと祈祷されていました。
① 子鬼の踊り(1回目)
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その1 小鬼の舞
子鬼は、シャガマと呼ばれる紙すだれを胸のあたりまで垂らして舞います。
外陣の左右両端に別れ2人1組で、棒で大地を叩く所作をします。
またカラストビ(八天跳躍)の所作もします。 以前は小鬼が4人でしたが今回は2人でした。
② 親鬼の踊り(1回目)
太郎鬼 1匹による 走り(走り松明)の鬼踊り
③ 子鬼の踊り(2回目)
④ 親鬼の踊り(2回目)
太郎鬼、次郎鬼、ババ鬼3匹の親鬼による鬼踊り
⑤ 子鬼の踊り(3回目)
⑥ 親鬼の踊り(3回目)
2回目と同じ太郎鬼、次郎鬼、ババ鬼3匹の親鬼による鬼踊り
⑦ 子鬼の踊り(4回目)~(6回目)
⑧ 親鬼の踊り(4回目)~(6回目)
鬼追いのハイライトである餅つきがある。
4回目は太郎鬼が中央に立ち餅つきを3回行う
5回目は次郎鬼が中央に立ち餅つきを3回行う
6回目はババ鬼が中央に立ち餅つきを3回行う
上の2枚の写真は太郎鬼 右手に松明、左手に槌を持っています
浅緑色の鬼衣に 鬼綱を掛け藤蔓(ふじつる)の鬼絡み 足に7か所、腕に5か所
胴に3か所巻き
上の3枚の写真は次郎鬼 右手に松明 左手に斧を持っています。
上の写真は1番右手のばば鬼を加えた3匹の親鬼による鬼踊り
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その2 親鬼の踊り(1)
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その3 親鬼の踊り(2)餅割
明王寺の追儺式 on 2025-1-4 その4 親鬼の踊り(3)
上の写真は本堂を中心とした明王寺の遠景上の写真は本堂の側面
上の写真は本堂の扉の皇室と徳川家の家紋。
境内にはかって立派な多宝塔が建っていましたが神戸市中央区布引町の徳光院に移築されました。
上の写真は観音堂上の写真は庚申堂上の写真は庫裡
上の2枚の写真は境内の88カ所巡りの一部
上の写真は境内の不動明王像上の写真は弘法大師像