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口永良部島、全島避難解除へ=気象庁、警戒範囲縮小―爆発的噴火「可能性低い」

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口永良部島、全島避難解除へ=気象庁、警戒範囲縮小―爆発的噴火「可能性低い」

2015年10月21日 21:25時事通信


 火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東京大名誉教授)は21日、鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳について、5月29日に起きた爆発的噴火と「同程度の噴火が発生する可能性は低くなっている」との見解をまとめた。これを受け、気象庁は噴火警戒レベル5を維持したまま、避難が必要な警戒範囲を全島の居住地域から縮小すると発表。屋久島町は年内をめどに全島避難を解除する。

 今後避難が必要な範囲は、大きな噴石の飛散が予想される新岳火口から約2キロ以内、火砕流の影響が及ぶと予想される火口西側の約2.5キロ以内となる。見解では「引き続き噴火の可能性があり、火砕流にも警戒が必要」とされた。

 5月29日の爆発的噴火の際は、火砕流が発生。噴火警戒レベルが3(入山規制)から5(避難)に引き上げられ、全島民が隣の屋久島などに避難した。

 北川貞之気象庁火山課長は「6月19日の(ごく小規模な)噴火以降、噴火は発生していない。火山性地震は少なくなり、地殻変動の観測でもマグマの上昇を示す変化は認められていない」と話した。 

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