2018年4月10日、神戸市西区の天王山古墳群を訪問し写真を撮ってきましたので
紹介します。古墳群周辺の街の住居表示でも天王町という名が付けられています。
天王山古墳群は明石川の支流である「伊川」中流域の右岸、標高約70~80mの丘陵上に
築造された古墳群である。
天王山古墳群昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて発掘調査が行われ
4基の古墳規模が判明した。さらに昭和55年(1980)には前の調査では円墳とされた
4号墳が方墳であることを確認。さらに昭和62年度(1887)には盗掘を受けた5号墳
及び6号墳と16地点参考地の全面調査が実施されました。
上の写真は1号墳(円墳)、1-2号墳(円墳)、2号墳(円墳)、3号墳(帆立貝式2段築成)
4号墳(方墳)がある高台です。天王山北公園の周囲の道路より撮影
上まで登ると盛り上がりで墳丘と判る景色があります(上の3枚の写真)
上の写真は墳丘高台から北東側の眺望
上の写真は墳丘高台から南東側の眺望
上の写真は平成24年(2012)3月に神戸市教育委員会が作成の現地説明板
上の写真は現地説明板の地図の部分拡大図
上の写真は天王山古墳群 1~4号墳の南側にある大歳神社
御祭神は豊宇気比売尊(とようけひめのみこと)
上の写真は大歳神社の南側にある高野山真言宗の滝山寺
所在地住所:神戸市西区北別府5-1898
ここで1号墳~6号墳の規模を記載しておきます
1号墳(円墳) 直径約10m 高さ約1.2m
1-2号墳(円墳) 直径約10m 高さ約0.6m
2号墳(円墳) 直径約14.5m 高さ約1.3m
3号墳 直径約20m 高さ約2.5m
(帆立貝式2段築成) 2段築成は幅10m 高さ5mの造り出し
4号墳(方墳) 南北 約19m 東西約16m 高さ3.3m
5号墳(方墳) 一辺 約20m 高さ2.0m
6号墳(方墳) 一辺 約8m 高さは墳丘流失のため不明
上の写真は天王山東公園に移設された5号墳
下の説明書きのように現在地の北西50mの場所にありました。
ベンチの下には4基の埋葬施設を切り取り埋設保存されています。
上の3枚の写真は天王山5号墳の現地説明板
箱式石棺は壊されていたが神戸市埋蔵文化財センターびより復元され、
神戸市埋蔵文化財センターに展示されています。
写真をすぐに見つけられなかったので添付できませんでした。
最後に神戸市教育員会が昭和62年度神戸市埋蔵文化財年報のPage130で
記載されている天王山古墳群の埴輪、埋葬施設、埋葬品、年代について
纏めた表がありますので添付しました。
また、神戸市埋蔵文化財センターが天王山古墳群に判り易い解説を
されていますのでリンクさせていただきました。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/center/spots/html/nishi/tennou.html
紹介します。古墳群周辺の街の住居表示でも天王町という名が付けられています。
天王山古墳群は明石川の支流である「伊川」中流域の右岸、標高約70~80mの丘陵上に
築造された古墳群である。
天王山古墳群昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて発掘調査が行われ
4基の古墳規模が判明した。さらに昭和55年(1980)には前の調査では円墳とされた
4号墳が方墳であることを確認。さらに昭和62年度(1887)には盗掘を受けた5号墳
及び6号墳と16地点参考地の全面調査が実施されました。
上の写真は1号墳(円墳)、1-2号墳(円墳)、2号墳(円墳)、3号墳(帆立貝式2段築成)
4号墳(方墳)がある高台です。天王山北公園の周囲の道路より撮影
上まで登ると盛り上がりで墳丘と判る景色があります(上の3枚の写真)
上の写真は墳丘高台から北東側の眺望
上の写真は墳丘高台から南東側の眺望
上の写真は平成24年(2012)3月に神戸市教育委員会が作成の現地説明板
上の写真は現地説明板の地図の部分拡大図
上の写真は天王山古墳群 1~4号墳の南側にある大歳神社
御祭神は豊宇気比売尊(とようけひめのみこと)
上の写真は大歳神社の南側にある高野山真言宗の滝山寺
所在地住所:神戸市西区北別府5-1898
ここで1号墳~6号墳の規模を記載しておきます
1号墳(円墳) 直径約10m 高さ約1.2m
1-2号墳(円墳) 直径約10m 高さ約0.6m
2号墳(円墳) 直径約14.5m 高さ約1.3m
3号墳 直径約20m 高さ約2.5m
(帆立貝式2段築成) 2段築成は幅10m 高さ5mの造り出し
4号墳(方墳) 南北 約19m 東西約16m 高さ3.3m
5号墳(方墳) 一辺 約20m 高さ2.0m
6号墳(方墳) 一辺 約8m 高さは墳丘流失のため不明
上の写真は天王山東公園に移設された5号墳
下の説明書きのように現在地の北西50mの場所にありました。
ベンチの下には4基の埋葬施設を切り取り埋設保存されています。
上の3枚の写真は天王山5号墳の現地説明板
箱式石棺は壊されていたが神戸市埋蔵文化財センターびより復元され、
神戸市埋蔵文化財センターに展示されています。
写真をすぐに見つけられなかったので添付できませんでした。
最後に神戸市教育員会が昭和62年度神戸市埋蔵文化財年報のPage130で
記載されている天王山古墳群の埴輪、埋葬施設、埋葬品、年代について
纏めた表がありますので添付しました。
また、神戸市埋蔵文化財センターが天王山古墳群に判り易い解説を
されていますのでリンクさせていただきました。
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/center/spots/html/nishi/tennou.html