神戸市灘区のBBプラザの2階に彫刻作品「メトロポリタンのベートーヴェン」
があります作者はアントワーヌ・ブールデルで1902年の作です。
上記作品の写真を撮りましたので紹介します。
上の2枚の写真がその作品です。 撮影は2020年2月15日
説明書きによればパリのゴダール鋳造所で制作されたものです
上の写真は作品の遠景 撮影:2020年1月24日
作者のアントワーヌ・ブールデルについてWikipediaより引用紹介します。
アントワーヌ・ブールデル(仏:Antoine Bourdelle 1861年10月30日-1929年10月1日)は、フランスの彫刻家である。
フランスのタルヌ=エ=ガロンヌ県モントーバンで生まれた。
13歳のときに、父のキャビネット作成の店で木版工になるために学校を辞めている。
その後、モントーバンでアングル美術館の創設者に絵画を学び、トゥールーズの
美術学校で彫刻を学んだ。24歳の時にパリのエコール・デ・ボザールの奨学生となった。
1888年に最初のベートーベン像を作成した。
この作品において、特徴の強調・幾何学・構築と発明の精神などを表現している。
ブールデルは20世紀の彫刻のパイオニアの一人となった。
オーギュスト・ロダンはブールデルの仕事の賛美者になった。
そして、1893年にブールデルはロダンのアシスタントとなる。
ブールデルは先生としても人気があり、多くの優れた芸術家が彼のクラスから生まれた。
晩年には何度か記念碑作成の依頼を受け、パリのサロン・ド・テュイルリーの創設者兼副社長となった。
また、1924年にはレジオンドヌール勲章も受けている。
1929年に。パリ近郊ル・ヴェジネで死亡。パリのモンパルナス墓地に埋葬されている。
現在、フランスのパリ15区モンパルナス駅北西至近の細い道であるアントワーヌ=ブールデル通り
(Rue Antoine Bourdelle) 沿い18番地に、ブールデル美術館がある。
それは、24歳の頃から彼が住んでいた家・作業場・庭から成り立っている。
神戸市の兵庫県公館の庭にも「アダムス」という題の彫刻作品があります。
兵庫県公館の作品の写真を撮った記憶があるがすぐに取り出せないので写真は
添付できません。
英文ではあるが彼の略歴を簡潔に書かれたサイトがあったのでリンクしておきます。
http://www.bourdelle.paris.fr/en/biography