2017年7月25日、神戸海洋博物館の展示を久しぶりに観ました。
館内写真撮影禁止であるがロドニー号の模型だけは除外されていましたので写真紹介します。
神戸海洋博物館は神戸開港120周年を記念して1987年に開館された施設で今年は
30周年の節目の年でもあります。
上の6枚の写真が神戸海洋博物館のエントランスのイギリス軍艦ロドニー号の1/8の縮尺模型
上の2枚の写真は現地説明板
説明内容の要点をピックアップし書いておきます。
「ロドニー」は1833年にイギリスのベンブロークの造船所で進水した英国海軍の
第2級戦艦です。建造当初は98門の大砲を装備した帆船でしたが1860年にイギリスの
チャタム造船所で蒸気機関によるスクリュウ推進に改造。その後、中国駐留艦隊の所属となる。
1868年1月1日(慶応3年12月7日)の神戸開港を祝うために集まった英米仏の外国艦船
18隻のうちイギリス艦船12隻の旗艦として神戸に来航し、21発の祝砲を放ち世界に向け
神戸の開港を祝いました。1882年にその役目を終え解体されました。
この模型は英国国立海事博物館が所蔵する建設当時の設計図をもとに復元されたものです。
The Rodney was a 98 gun second-class warship of the Royal Navy built in 1833.
She was the last un-armoured warship in full commission.
This large model on display in the foyer of the Kobe Maritime Museum
depicts her as she was when built. However, when she visited Kobe
at the time of the opening of the Treaty Port she had already been
converted to propeller driven by steam.
In 1860,Chatham Dockyard in Great Britain,Rodney was rebuild screw-propelled
type ship supplyed power by steam engine.
Kobe port opened its door to the world on Jan. 1st,1868.
12 British ships and 6 ships from USA&France,enterd Kobe Port in order to
celebrate the opening of Port and fired 21 salutes on that day.
This madel was made under the original design drawing owned by the British
National Maritime Museum.
上の写真は青山大介さんが描かれた神戸開港時の18隻の艦船
真ん中の列の1番前の白い空砲が描かれているのが旗艦のロドニー号
上の2枚の写真はロドニー号の模型の前に展示の操舵舵と旧式の羅針盤
上の2枚の写真は1968年3月28日号のイラストレイテッド ロンドン ニュースが
開港後、間もない神戸のイラストを掲載したものです。
下の写真にロドニー号が写っています。
出典:描かれた幕末明治 イラストレイテッド・ロンドン・ニュース1853-1902
金井 圓 翻訳 昭和48(1973)Page168-169
詳細は下記ブログで書いています。
開港して間もない神戸港(兵庫) By イラストレイテッド ロンドン ニュース
神戸元町6丁目商店街にロドニー号モニュメントがあります。
これについては下記ブログを書いています。
神戸元町6丁目商店街のロドニー号モニュメント
神戸風月堂は神戸を元気づけた人にロドニー賞を贈呈しています。
今年は神戸開港150年ということで1月1日の正午より神戸開港150年の記念イベントの一つとして
神戸開港祝砲 「ロイヤル・サルート」のイベントが行われました。
詳細は下記ブログで書いています。
神戸開港150年 祝砲 「ロイヤル・サルート」 on 2017-1-1
最後に明治5年(1872)神戸港を描いた最も古い海図で描かれた神戸港(部分)と
説明書きを添付しておきます。
館内写真撮影禁止であるがロドニー号の模型だけは除外されていましたので写真紹介します。
神戸海洋博物館は神戸開港120周年を記念して1987年に開館された施設で今年は
30周年の節目の年でもあります。
上の6枚の写真が神戸海洋博物館のエントランスのイギリス軍艦ロドニー号の1/8の縮尺模型
上の2枚の写真は現地説明板
説明内容の要点をピックアップし書いておきます。
「ロドニー」は1833年にイギリスのベンブロークの造船所で進水した英国海軍の
第2級戦艦です。建造当初は98門の大砲を装備した帆船でしたが1860年にイギリスの
チャタム造船所で蒸気機関によるスクリュウ推進に改造。その後、中国駐留艦隊の所属となる。
1868年1月1日(慶応3年12月7日)の神戸開港を祝うために集まった英米仏の外国艦船
18隻のうちイギリス艦船12隻の旗艦として神戸に来航し、21発の祝砲を放ち世界に向け
神戸の開港を祝いました。1882年にその役目を終え解体されました。
この模型は英国国立海事博物館が所蔵する建設当時の設計図をもとに復元されたものです。
The Rodney was a 98 gun second-class warship of the Royal Navy built in 1833.
She was the last un-armoured warship in full commission.
This large model on display in the foyer of the Kobe Maritime Museum
depicts her as she was when built. However, when she visited Kobe
at the time of the opening of the Treaty Port she had already been
converted to propeller driven by steam.
In 1860,Chatham Dockyard in Great Britain,Rodney was rebuild screw-propelled
type ship supplyed power by steam engine.
Kobe port opened its door to the world on Jan. 1st,1868.
12 British ships and 6 ships from USA&France,enterd Kobe Port in order to
celebrate the opening of Port and fired 21 salutes on that day.
This madel was made under the original design drawing owned by the British
National Maritime Museum.
上の写真は青山大介さんが描かれた神戸開港時の18隻の艦船
真ん中の列の1番前の白い空砲が描かれているのが旗艦のロドニー号
上の2枚の写真はロドニー号の模型の前に展示の操舵舵と旧式の羅針盤
上の2枚の写真は1968年3月28日号のイラストレイテッド ロンドン ニュースが
開港後、間もない神戸のイラストを掲載したものです。
下の写真にロドニー号が写っています。
出典:描かれた幕末明治 イラストレイテッド・ロンドン・ニュース1853-1902
金井 圓 翻訳 昭和48(1973)Page168-169
詳細は下記ブログで書いています。
開港して間もない神戸港(兵庫) By イラストレイテッド ロンドン ニュース
神戸元町6丁目商店街にロドニー号モニュメントがあります。
これについては下記ブログを書いています。
神戸元町6丁目商店街のロドニー号モニュメント
神戸風月堂は神戸を元気づけた人にロドニー賞を贈呈しています。
今年は神戸開港150年ということで1月1日の正午より神戸開港150年の記念イベントの一つとして
神戸開港祝砲 「ロイヤル・サルート」のイベントが行われました。
詳細は下記ブログで書いています。
神戸開港150年 祝砲 「ロイヤル・サルート」 on 2017-1-1
最後に明治5年(1872)神戸港を描いた最も古い海図で描かれた神戸港(部分)と
説明書きを添付しておきます。